AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
2月12日(土)速報!コルビー・キャレイと3ドアーズ・ダウン新曲、PAPER
TONGUES
「2011年のロック界展望」
そんな見出しの1-2月発売の某音楽誌。なのに表紙は一世代前のミュージシャンによるバンドとは、思わず失笑してしまった。なんだか、高齢化だ。(参照ページ)
○今週のオンエア曲から
さあ、未来に目を向けよう。まずは、コレだ!!
・I
Do COLBIE
CAILLAT 試聴サイト
ついに出ました、かか
りました。現代ポップ界の太陽、コルビー・キャレイの新曲。
ラジオから耳慣れないメロディで彼女の声が聞こえてきて、「もしや」と思って調べたら、最新曲であることがわかって感激で
した。
なんたって全米リリースが2011年2月7日で私が AFN で初聴きしたのが2月9日(水)だから、超速報と言っていいでしょう。
カララン、っとしたウクレレ(?)のイントロからかろやかに、転がるように歌われる明るいポップ・ソング。心もウキウキ、
楽しい気分になれる曲です。
コルビー様のお声もとってもチャーミングで、ますますステキですっ!
...えーと...さて、この曲は1/26 に自身のフェイスブックにビデオをアップ。気になるニュー・アルバム
All for You は
5/3 リリース予定とのことです。
コルビー・
キャレイはアメリカはカリフォルニア出身のシンガー・ソング・ライター。
そよ風のようにさわやかな歌声、そして太陽のようなキラッキラの笑顔がとっても印象的です。こんなすてきな笑顔になれる人、モデルでもそうそういないん
じゃないでしょうか。
ちなみに日本ではキャレイと言っていますが、「カレイ」の方が近いようです。DJ の発音もそうだし、米ウィキペディアにはなんとアナウンサーによる音声
再生ページ(!)まで設けてあるほどですから。
でも「コルビー・カレイ」だと、日本では「カレー」とかぶっちゃうから「日本式」でいいのかもしれません。
2007年、アルバム Coco でデビュー。
"Bubbly" (参照/試聴ページ), "Realize"
といったチャーミングなヒット曲を含むこのアルバムは、全米5位、200万枚超の売り上げを記録しました。
CD
: ココ+7
続いて
2009年8月発表の 2nd アルバム Breakthrough は
全米初登場1位を記録してトップ・シンガーの仲間入りを果たしました。
この作品はさ
わやかなポップ "Fallin' for You"(参照/試聴ページ) 美しいバラード "I
Never
Told You"(参照/試聴ページ)
をはじめ、親しみやすくて聴きやすい曲がイッパイ詰まっていて聴くととっても軽やかな気分になる、なかなかの名盤でした。
さらに驚くべきことは、このアルバムはボーナス・トラックも非常に質が高いこと。日ごろからボートラなんていらない、邪魔
なだけと思っている私ですが、本作だけは別でした。
US デラックス盤には5曲、さらに日本盤はかの J.ムラーズとのデュエットでヒットした "Lucky" (参照/試聴ページ)を含む計7曲が入っているので
すが、全てアルバム本編と遜色ない良い曲ばかりなのにはただただ感心しました。
CD
: ブレイクスルー+7
そんな、確かな実力をもつ彼女ですから、ニュー・アルバムもとっても期待できます。
・When
You're Young 3 DOORS DOWN 試聴サイト
こちらも速報!
アメリカのメロディアス・ロック・バンド、3ドアーズ・ダウンの最新曲。
2/4(金)深夜のハード・ロック/オルタナティブ・チャンネル、Z-Rock で初遭遇ですっ!
アルペジオのギターでしみじみと歌われる美しいメロディ、さらにダイナミックに盛り上がるところは初期の名曲
Kryptonite (参照/試聴ページ)や It's not My
Time (参照/試聴ページ)にも通じるものがあり、このバ
ンドの真骨頂といったところです。
1/10 ラジオ・リリースで 発売は 2/1。 2/19 付け全米チャート
81位に初登場となりました。
ニュー・アルバム When You're Young は4/11 リリースの予定です。
・Ride
To California PAPER TONGUES
参照/試聴ページ
元気イッパイ!ドラムスを主体としたシンプルな音で強烈に打ち鳴らされる硬質なラップ・ロック。
原始的な衝動ともいうべき、激しく打ちつけるような歌いまわしが印象的です。
ペーパー・タングスは2007年、北カリフォルニアで結成されたバンドでリード・ヴォーカルの Aswan North
ほかギター×2、電子ピアノ、シンセ各1にベース、ドラムスの6人編成。ファンクやソウルの要素も取り入れたラップ・ロックが特徴です。
この曲は彼らのデビュー曲で 1st アルバム Paper Tongues (2010) に収録。
それにしてもこのCDジャケ、カッコ良すぎるっ!
2月4日(金) THE DAYLIGHTS と DAVE BARNES
の美しきロック!
今、巷をにぎわせている相撲界の八百長(?)疑惑。
公開された力士間の申し合わせメールの文章は、微笑ましくて笑える。
「俺はこう行くから、お前はこう来てくれ」なんて、まさに振り付けだ。
で
もこんな、暴かなくてもいい「裏」が白日のもとにさらされてしまうのって、何だか変な気分。スポーツ興行含めエンタメものには多かれ少なかれウラがあるし、それを許容してもなお楽しめるものだからだ。
たとえばプロレス。
2008年のミッキー・ローク主演映画「レスラー」でも描かれていたけど、仮にあのように打ち合わせされていたとしても試合を生で見るとすごい迫力だし、見ていて興奮する。
映画のアクション・シーンだって、たとえそれがダンスのように細部まで振り付けされていても編集後のフィルムで見ると楽しめたりするものだ。
ウラの話ついでに言えば、日本のJポップをアメリカの大物シンガーがカヴァーすることや、「海外進出」と称して日本の
ミュージシャンが全米チャートの50位くらいに入った話だって、それぞれ「理由」といったものが存在する。
それでも感心したり CD を買ったりする人がいれば結果としては成功なので、ウラの仕掛けがあったとしても大きな問題ではないんじゃないのか。
だから相撲だってエンタメとしての興行をやってるワケだから、優勝争い以外の部分ではある程度の「振り付け」があってもそんなに目くじらたてなくていいような気がする。モチ、第三者の賭博の対象になっていなければ、という前提つきだけど。
とは言っても協会としては「大目に見てよ」というワケにもいかないから何とか収拾をつけなきゃいけない。
かく言う私も、愛するサッカーでは幸いそういうの感じないけど(2010年優勝の名古屋のリーグ消化試合や京都の最終戦など、最後まで楽しめた。長くなるから説明は略)、もし自分のチームがそんな星調整してたらヤだろうな。
...なんともメンドウなことになったもんだ。
○今週のオンエア曲より
☆Rogue
Machine THE DAYLIGHTS →紹介(試聴)ページ
前回(2月1日の
項)
で CD 発売前の曲を紹介する難しさを書いたけど、まさしくこれもそう。
筆者の記録では2010年の9月頃から AFN でもかかり始めたのだが、2011年2月現在、本国アメリカにおいてもCD ではなく、どうやら
mp3 のダウンロード販売だけのようだ。
ストリングス風のイントロから、哀愁おびた旋律がエモーショナルに歌われる鮮烈なロック。
一度聴いただけで耳から離れなくなる美しいメロディが印象的だ。
ザ・デイライツは 2004
年にロスアンゼルスで結成された3人組のバンド。
オルタナ的な激しさとU2 や 30 SECONDS TO MARS
に通じる広がりのある音響世界が特徴だ。
美しいロックを奏でるバンドなのでプロモーション次第でブレイクの予感は十分。注目!
☆Magic
B.o.B (feat. Rivers Cuomo) 試聴サイト | CD
: アドヴェンチャーズ・オブ・ボビー・レイ(初回限定)
楽しくってノ
リノリのロックン・ソウル!
コーラス部分だけ見るとまさにウィーザーの曲みたいだけど、それもそのハズ、B.o.B
とウィーザーのリヴァース・クオモとの共
作、共演作だから。
それにしてもこの人、パラモアのヘイリー・ウィリアムズと共演した Airplanes (参照ページ)といい、ロック畑の人との調和もバッ
チリ。なかなかの才能を感じさせます。(参照ページ)
全米1位を獲得したデビュー・アルバムThe
Adventures of Bobby Ray (2010) からのカットで最高位10位を獲得。
☆God
Gave Me You DAVE BARNES 試聴サイト | CD
: What We Want What We Get
なんっとも、さわやかなラブ・ソング。
透明感のあるギター・アルペジオの響きに導かれてせつせつと歌われるロック・バラードだ。
至高のラブ・ソングといえば日本でもようやく発売されたブルーノ・マーズ Just The Way You Are (参照ページ)が売れまくってるけど、こっちだって
負けちゃいない。
「神様が君を僕につかわしてくれた」なんて、グッとくるじゃあないですか。ルックス的にもなかなかのイケメンだし。
デイブ・バーンズはアメリカの
Rock, R&B 系のシンガーで、 MATT WERTZ (参照ページ)ほか著名なアーティストに楽曲を提供
しているソング・ライターとしても活躍。
2004年にアルバム・デビューし、この曲は 4枚目のアルバム What
We
Want, What We Get からのカット。
Photo : 虚空慈 kokuuji
アップロード : 2011/02/05 更新
: 2011/02/17
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