AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
5月28日(金) トレイン、ドートリーの新曲そして、クリスタ
今日の放送は笑っちゃうくらい、美しい曲、名曲のオンパレード。
メトリックやらライズ・アゲインストやらラスカル・フラッツやらティンバーランドやらトニックやらエヴァネッセンスやらマッチボックス20やらがオンエア
されて....(まだまだ続く)。
かく言うワタシも「あれ、この曲何だっけ?」と、思わず迷子になりそうなコトも。なにやら楽しい1日でした。
☆今日のトピックス
・ザ・スクリプトの「ブレイクイーヴン」が昼間3回オンエア!
このとてつもなく美
しいバラードは連日かかりまくってますが、昼間に3回というのは記憶にありません。
う〜ん、さすが「名曲 Day」。
・トレインの新曲「イフ・イッツ・ラヴ」かかり始める。
現在も大ヒット中の
神がかり的(!)名曲「ヘイ、ソウル・シスター」に続く新曲で、アメリカでは6/22リリー
ス。
今度はもっとロック色が濃い、力強いラブソングになっています。
そうそう、今日は昼頃に以前のアルバムからの曲 Meet Virginia もかかってました。
う〜ん、さすが「名曲 Day」。
・ドートリーの新曲「セプテンバー」かかり始める。
美
しいメロディーのダイナミックなロック・バラード「ライフ・アフター・ユー」がロングラン・ヒット中のドートリー。
2nd
アルバム「リーヴ・ディス・タウン」から3枚目のシングル・カットで6/8リリースです。
この曲も前の曲同様、ダイナミックなロック・バラードで、メロディーの美しさはさすがです。
ただ、路線が「ライフ・アフター・ユー」と同じなので、個人的にはもっとロックっぽい Ghost Of Me か
Learn My Lesson (アルバムの8,9 曲目)あたりをカットした方が良かったような気もします。
☆「今日はコノ曲」
・Temporary
Insanity KRISTA →解説ページ
F2010
A03
オリエンタルな歌メロがなかなか魅力的。
歌声もつややかで、リアーナあたりに通じる女性ソウル系の歌なのかな、と思ったら一転、女声の攻撃的なラップが展開します。カッコいい!
美しく、メロディアスな歌のパートと緊張感に満ちたダイナミックなロック・ラップの歌い分けが見事です。
クリスタはニューヨーク出身の21歳(レ
コード会社の資料による)。この曲は2009年の 1st アルバム Taking Back Brooklyn からのシングル・カット。
輸入盤発売に関する情報 →Sony
Music Shop
5月27日(木) プレイン・ホワイト・ティーズ
今日はEagle 810 ニュースで「アメリカン・アイドル
2010」決定を報道していた。いわゆるショウビズ・ニュースというワケではなく、一般ニュースとして報道されるあたり本国で「アメリカン・アイドル」は
すでに社会現象化しているのだなと実感した。
では今日のオンエア曲を紹介。
・The World
Outside EYES SET TO KILL
アイズセットトゥーキルのゴシック系ハードロック。6/8にニュー・アルバムが登場。
・The Lesser
Man SOIL
アメリカのバンド、ソイルのズッシリ重厚なパワー系ハードロック。全米27位を記録(2010年5月現在)
・Half of my
heart JOHN MAYER Ft.
Taylor Swift
先ごろ来日したジョン・メイヤー、6/1リリースのニュー・シングル。共演はテイラー・スウィフト。
「今日はコノ曲」
・1 2
3 4 PLAIN WHITE T'S →解説ページ F2010
A03
たまにラジオでぱっとかかるとなんだか心が癒されます。
「君に対しては僕はこの言葉を贈るだけ(3つの単語で)I Love You 」と、
アコースティック・ギターでやさしく語りかけるように歌われるラブソング。
ストリングスやら笛なども入って、懐かしいような、せつないような気持ちにさせられます。
2008年、全米34位のスマッシュ・ヒット。
プレイン・ホワイト・ティーズはアメリカの
バンドで2000年から2009年までに5枚のアルバムを発表。
明るい、さわやかなロックから切ない、せつない(!)バラードなど名曲多し!
5月26日(水) ザ・ホワイト・タイ・アフェアーのハッピーなロック
今日はバーズだのカンサスだのピンク・フロイドだのABCだのシンディ・ローパーだの懐メロがいつになく大量にオンエアさ
れた。でも古い歌には興味がないので、いつものように「今」の音楽を。
☆今日のオンエア曲(抜粋)
・All For Love SERENA RYDER
・Teardrops On My Guitar TAYLOR SWIFT
・B.Y.O.B. SYSTEM OF A DOWN
・Eyesore JANUS
☆その中から「今日はコノ曲」
・Candle
(Sick And Tired) THE WHITE TIE AFFAIR →解説ページ
F2010
A03
これはた
まにラジオでかかると嬉しくなっちゃう、明るくハッピーなロック。コーラス部分がすっごく親しみやすくて耳に残ります。
シンガーの Chris Wallace の歌も甘ずっぱい、せつない雰囲気で特に女の子にはグッとくるのではないでしょうか。
2009年、全米57位のスマッシュ・ヒット。
ザ・ホワイト・タイ・アフェアーはシカゴで
結成されたバンドで2008年アルバム・デビュー。
メンバーの1人がギター、プログラミング担当、とあることからわかるように、エレクトロ・サウンドをイヤミにならない程度にうまく使ってます。
2010年夏にはニュー・アルバムが登場予定。
5月22日(土) 全米トップ40とオリアンティ
今日は久々に Rick Dees Weekly Top 40 を聴いてみた。
このチャートは主に全米ラジオ局のエアプレイ率から順位をつけているので、やはりAFN のオンエア率と近い関係にある。
AFN のオンエア曲という観点から考察してみると、
(1位 Rude Boy RIHANNA )
2位 Hey, Soul Sister
TRAIN →解説ページ M2009
D02
3位 Breakeven THE
SCRIPT →一覧ページ M2010
A16
2位と3位は私がオンエアでチラホラ聴くようになったのが2009年の11月末頃だったと思う。
そして今年に入って両者ともAFNでほぼ毎日、さらには2回以上耳にすることもあった。
(ちなみに、ビルボードでも5月初旬にトレインが3位、ザ・スクリプトが12位
まで上昇)
単純に見ても、オンエアされ始め → チャート上位 まで約5ヶ月(!)ということになる。
以下、ロック系で私が追いかけてきたものをざっと拾ってみる。(オンエア開始日は私の個人的記録による)
7 位 Need You
Now LADY
ANTEBELLUM (オンエア開始:2010年1月中旬)→解説ページ M2010
A08
10位 All The Right
Moves ONEREPUBLIC (オンエア開始:2009年11月) →解説ページ Now 08
12位 Whataya Want From
Me ADAM LAMBERT (オンエア開始:2009年12月)→解説ページ M2010
A01
13位 According To
You ORIANTHI (オンエア開始:2009年11月) →解説ページ F2010 A02
16位 Halfway
Gone LIFEHOUSE (オンエア開始:2009年11月) →解説ページ M2009
D02
これらはビルボード(売り上げ重視のチャート)でも似たような経緯をたどっています。
こうして見てみると、ラジオのエアプレイによって人気を高めてジワジワとチャート上位に昇りつめるのはどれだけ大変かがわかる気がします。特に広大な国ア
メリカでは。
(もちろん、レディ・ガガやソウル系の大メジャー・アーティスト等は短期間で上位に行くことも多いのだけれど)
さて、今回の分析から
「AFN
を聴いていれば最新の洋楽がいち早くキャッチできる」
といえると思うのですが、どうでしょう。
ではこの人にクローズアップ。
13位 According
To You ORIANTHI (Billboard では最高 17位) →解説ページ F2010 A02
去
年の秋、この曲を初めて聴いて一発で魅了された。
冒頭で和音2つが鳴るんだけど、これがまた絶妙で、ラジオでぱっと流れると一瞬緊張する。「何が始まるんだろう」って。
さらに歌メロで少しずつ高揚していって、ワイルドなロックに発展していく。この構成が絶妙です。
ギターソロの音が美しいのはもちろんのこと、歌手としての実力も素晴らしいものがあると思う。
さらに Rick Dees Weekly Top 40
で注目曲として挙げられていたのは
Shut Up And Kiss Me
ORIANTHI →解説ページ M2009
D02
オリアンティの新曲。AFN では5月に入ってから、最近では日本のFM局でもかかり始めました。
曲調は「アコーディング・トゥ・ユー」の延長線上で、コンパクトな構成の中で弾きまくりギターが炸裂していてなかなか痛快。
チョットやりすぎな感じもするケド、それはご愛嬌といったところか。ギタリストだし。
この曲を収録したアルバムは Believe (According To You を収録した 1st アルバム)の再編集盤 Believe
(II)
としてアメリカでは 6/8 リリース、日本では「ビリーヴ(II)~デラックス・エディション」として6月23日に発売されます。
5月21日(金) 新星 ダフネ・ウィリスとベックほか
☆今日のオンエア曲で気になったのは
・Think I'm In
Love BECK
・I Put A Spell On You
(feat. Joss Stone) JEFF BECK
ベックつながりで挙げてみた。(ベタなネタでごめん)
ベック・キャンベル氏は、なんか久々な気がする。日本ではなぜかデビュー当初か
ら人気があったけど、個人的にはダメな人だった。
(昔友人にライブに誘われて行ってはみたものの、ナント途中で寝ちゃったという前科がある)
これも相変わらずすまし顔でイケスカナイやつ(曲調のコトよ)だけど、めずらしく気に入った。なぜかはわからないけれど。
ジェフ・ベックさんは1956年のス
タンダード曲で、ねっちりブルース。
日本にはここ2年続けて来るなど、人気は高いけど、アメリカで最近アルバム Emotion & Commotion
が11位になっていたのは正直驚いた。誰が買ってるのかしら?
・Love
Remains the Same (Acoustic)
GAVIN ROSSDALE →解説ページ
へ
4/28にも紹介した、ギャヴィン・ロスデイルの
美しく、透き通るような味わいのバラード。 →オリジナル版試聴
ページ
へ
今日かかったのはそのアコースティック・ヴァージョンだ。
アルベジオで奏でられる、バロック・リュートを想わせるギターの音色が美しい。
彼はオルタナ系バンド、ブッシュのギタリストだけあって、ギター・ヴァージョンもすてきだ。
☆「今日はコノ曲」
・Bluff
DAPHNE WILLIS & Co →解説ページ
へ
少し前に AFN
で一回聴いて気に入ったのだけど曲名わからなくてくやしい思いをしていた。だけど今日はしっかりキャッチ!歌詞でなんとか検索できた。
グーグルさん、ありがとう。
ダフネ・ウィリスはシカゴのシンガー・ソン
グライターでこれがメジャー・デビューらしいです。
現在ネット上でもあまり情報ないので、新しもの好きな人は要チェックってトコですかね。
曲はニコレット・ラーソンあたり
の往年のウエスト・コースト・サウンドを思わせる、そよ風のように爽やかなアメリカン・ポップといったところ。車でドライブでもしながら聴くと気持ち
よさそう。
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