※2009年11月〜12月のオンエア曲を基にしたプレイリスト。約４ヵ月後にワンリパブリックが全米トップ20入りを果 たした。(2010/05/15 アップロード)

●All The Right Moves  -  ONEREPUBLIC	CD (輸入盤)   |　試聴サイト
オルガンの荘厳な響き に導かれて歌われる賛美歌のような導入部。さらに天上へ届けとばかり歌われる、透き通るような感触のコーラスパート．．．．実に美しい曲を作ったものだ。 ワンリパブリックはアメリカの バンドで、2007年、2009年とこれまで２枚のアルバムを発表。 バンドとしての活動歴はまだ浅いが、フロント・マンのライアン・テダーの作曲家としての実績には目を見張るものがある。バンド名義で出した夢見るような美 しい曲 Apologize やレオナ・ルイスの Bleeding Love 、ビヨンセの Halo など、枚挙にいとまがない。 All The Right Moves は今年に入ってラジオでのオンエア率が急上昇、全米チャートでも５月現在18位まで上昇している。

● Give Me A Sign  -  BREAKING BENJAMIN	Amazon でCDをみる   |　試聴サイト
イントロが鳴った瞬間から名 曲の予感がした。 メロディーは美しく、コーラス部分も情感がたっぷり。思わず一緒に歌いたくなるような魅力に満ちている。 ブレイキング・ベンジャミンは アメリカの４人組で2002年アルバムデビュー。 2004年の 2nd アルバムがプラチナ･ディスクを獲得し、さらに 3rd アルバムは全米２位を記録するなど着実に人気を獲得していった。 この曲は2009年の 4th アルバムから、バンド史上最大級のヒットとなった I Will Not Bow に続く 2nd シングルである。

● Read Between The Lines -  KSM	CD (輸入盤)   |　試聴サイト
爽快で歯切れのよい、元気みなぎるロック！ シャウトもハツラツとしていて若さがはじけてる。 2009年のデビュー・アルバムからのカット。 KSM はアメリカの女性５人組のバンドで、全員がティーンエイジャーというふれこみだ。 サウンドは取りたてて斬新ということもなく、むしろ伝統的。 しかし、そんな理屈はぬきでこのパワフルで痛快なロックを楽しみたい。

☆☆そのほか
・ポップ系 ： PLUMB、MEREDITH BROOKS、EVAN AND JARON、MAT KEARNEY、THE CALLING な ど
・ロック系 ： THE ACADEMY IS、SHINY TOY GUNS、SILVERSUN PICKUPS、TOADIES 、LYNYRD SKYNYRD な ど
・ハードロック系 ： FRAMING HANLEY、12 STONES 、ALL THAT REMAINS、SICK PUPPIES　 など全２０曲！

1	About A Girl  　試聴サイト	THE ACADEMY IS...	●	Amazon でCDをみる
弾むようなビートにのせて歌われる若さはじけるロック。 ティーンエイジャーのたどたどしい恋愛よろしく、せつなさギンギンのラブソングだ。 アカデミー・イズ... はアメリカの５人組で、この曲を収録した2008年のアルバム「初体験 バーリントン・ハイ」は全米17位のヒットとなっている。

2	Read Between The Lines  　試聴サイト	KSM	●	CD (輸入盤)
＊ヘッドライン参照

3	All The Right Moves  　試聴サイト	ONEREPUBLIC	●	CD (輸入盤)
＊ヘッドライン参照

4	Blush (Only You)  　試聴サイト	PLUMB	●	CD (輸入盤)
アメリカのシンガー・ソングライター、ティファニー・アー バックルの音楽活動名義である PLUMB 。 彼女のちょっとイロっぽい歌い回しが魅力のチャーミングなロックだ。

5	Money For That  　試聴サイト	SHINY TOY GUNS	●	CD (輸入盤)
ハードロック・テイストのダイナミックなサウンドにせつないメロディが印象的。爽快感あふれるロックだ。 シャイニー・トイ・ガンズはアメリカの４人組で2006年アルバムデビュー。 その1st アルバムは40万枚を売るヒットとなり、グラミーにもノミネートされた。2009年までに３枚のアルバムを発表している。 しかし、彼らはホント不思議なバンドだ。 シングル・ヒットした Ghost Town や Le Disko は女性ヴォーカル主体のもろエレクトロポップ調。かと思えばこの曲は男声のもろオルタナ調である。これらの曲を並べて聴くとまったく別のバンドみたいだ。 こんな二面性のあるバンドはほかに思い浮かばない。まあ、この曲自体はとても素晴らしいのでどうでもいいのだけれど。

6	Adrenaline  　試聴サイト	12 STONES	●	CD (輸入盤)
アメリカの５人組、12ストーンズの直線的なス ピードロック。バスドラムの連打がスピード感と重量感を増している。 2007年のアルバム Anthem for the Underdog からのカット。 12 Stonesは2002年アルバムデビュー。2010年に４枚目のアルバムが発売予定である。 ちなみにリードシンガーの Paul McCoy はかつてエヴァネッセンスの大ヒット曲 Bring Me to Life でゲスト･ヴォーカルとして参加している

7	Give Me A Signl  　試聴サイト	BREAKING BENJAMIN	●	Amazon でCDをみる
＊ヘッドライン参照

8	Bitch  　試聴サイト	MEREDITH BROOKS	●	CD (輸入盤)
アメリカのシンガー・ソングライター、メレディス・ブルックスの少しくだけた感じのロック。 全米２位ほかヨーロッパ各国でも大ヒットを記録している。 私などは以前この曲が突然ラジオから流れてくると、「あれ、アラニス・モリセット？」と勘違いしたこともあったっけ。 Meredith Brooks は1997年から2009年までに６枚のアルバムを発表。2010年にニューアルバムが登場予定だ。

9	Little Lover's So Polite  　試聴サイト	SILVERSUN PICKUPS	●	Amazon でCDをみる
淡々と、しかしうねるようなリズムが印象的。カリフォルニア出身のバンド、シルバーサン・ピックアップスの鮮烈なロック。 美しくてせつないメロディが妙に耳に残る魅力的な曲だ。 2006年のアルバム Carnavas からのカット。

10	Hear Me Now  　試聴サイト	FRAMING HANLEY	●	CD (輸入盤)
アメリカの５人組、FRAMING HANLEY のダイナミックなハードロック。 内に秘めた激しい感情を吐露するような歌い方が印象的だ。 2007年の 1st アルバム The Moment からのカット。今年５月に新作となる 2nd が発売予定。

11	Two Weeks  　試聴サイト	ALL THAT REMAINS	●	CD (輸入盤)	CD : オーヴァーカム
ケバだったギターリフとツインリードのソロ、ツーバスの重たいドラムスとドラマチックな展開。 ヘヴィメタル的な魅力がたかだか４分間たらずに凝縮されている。こいつぁ燃えるぜ！ オール・ザット・リメインズは2002年から2009年までに４枚のアルバムを発表。 この曲は2008年にUS Mainstream Rock チャート９位、収録のアルバムは全米総合チャート 16位と、メタル系のバンドとしては大成功を収めている。

12	Crazy For This Girl  　試聴サイト	EVAN AND JARON	●	CD (輸入盤)
さわやかで、ちょっぴりせつないメロディが印象的なポップソング。 アメリカの Lowenstein 兄弟によるデュオ、エヴァン&ジャロンの大ヒット曲で2000年に全米15位を記録している。

13	Hate Me  　試聴サイト	BLUE OCTOBER	●	CD (輸入盤)
独特のソウルフルな唄いまわしが特徴のブ ルー・オクトーバー。 美しいメロディーを情感タップリに歌い上げる名バラッドだ。 2006年のアルバム Foiled からのカット。

14	Odd One  　試聴サイト	SICK PUPPIES	●	CD (輸入盤)
繊細さと激しさが見事に同居したメロ ディアスなハードロック。 ドラムスとベースのリズム隊がズッシリとした重量感を出していて、そこがまた気持ちイイ。 シック・パピーズはオーストラリアで結成された３人組。ちなみにベーシストの女性、エマ・アンザイさんはアジア系です。 2001年から2009年までに３枚のアルバムを発表。この曲収録の最新アルバム Tri-polar は全米31位と高評価を得ている。

15	Rise Today  　試聴サイト	ALTER BRIDGE	●	CD (輸入盤)
アルター・ブリッジは「シンガーを変えたクリード」なんて揶揄（やゆ）されもしたけれど、ひとつのバンドとしてはとてもよい仕事をしたと思う。 この曲は美しいメロディにハイトーンのヴォーカル、ダイナミックな展開や弾きまくりのギター・ソロなど、ハードロックの魅力がいっぱい詰まっている。 2007年のアルバム Blackbird からのカット。

16	Storm To Pass  　試聴サイト	ATREYU	●	Amazon でCDをみる
イントロの静寂からハードロックおきまりのリズム･ ギターが刻まれて徐々に盛り上がる展開がたまりません。 激しく吹きすさぶ風のようなスピード感もすてきです。 2009年のアルバム Congregation of the Damned からのカット。 アトレイユの曲の中では個人的にはものすごく好きなんだけど、2010年１月の来日公演で演ってくれなかったのが非常に残念。 （フェスの出演バンド扱いかよ、しかもトリじゃないのかよ．．．．愚痴グチぐち．．．．）

17	Song I Hate  　試聴サイト	TOADIES	●	CD (輸入盤)
がっちりと硬質なサウンド、ガリッとしたドライブ 感あふれるギターが印象的なオルタナティブ･ロック。 さらに歌は驚くほどソウルフルだ。 トウディーズはアメリカの４人組で1994年から2009年までに６枚のアルバムを発表。数多くのメンバーチェンジをしながらも着実に活動を続けている。 2008年のアルバム No Deliverance からのカット。

18	Still Unbroken  　試聴サイト	LYNYRD SKYNYRD	●	Amazon でCDをみる
この曲を初めてラジオで聴いたとき、REV THEORY か何かの、どっかのオルタナ系のバンドかと思った。 そして調べてみるとナント！レイナード・スキナードであると判明！！ ．．．．だって、LS といったら、1970年代にブイブイ言わせてたサザンロックの大ヴェテラン！ （ぉおお、有名曲 Free Bird 。ギターソロなげえぞお．．．．曲全体で10分くらいあるぞおお．．．．） それから40年近くたった今、こんだけ現代的なハードロック（っていうか、ほとんどオルタナ）作るのには、マジで驚いた。 （尊敬こめて）すげェやつらだ！！

19	Nothing Left to Lose  　試聴サイト	MAT KEARNEY	●	CD (輸入盤)
アコースティック・ギターで奏でられる美 しくも力強いバラッド。 アメリカのシンガー・ソングライター、マット・カーニーの2006年のヒット曲。 ちなみに、アメリカでロック調の新曲 All I Have がヒットしたこともあって2009年の2nd アルバムで日本デビューを果たしている。

20	Wherever You Will Go  　試聴サイト	THE CALLING	●	Amazon でCDをみる
夢見るような音色のアコースティック・ギ ターに美しいメロディー。情感あふれる歌が胸を打つ、ダイナミックなロック･バラッドだ。 ザ・コーリング はシンガーの Alex Band とギタリストの Aaron Kamin によってカリフォルニアで結成。 2001年から2005年までに２枚のアルバムを発表した。この曲は2001年の 1st シングルで全米５位ほかヨーロッパ各国でも大ヒットを記録している。 ちなみに、シンガーのアレックス・バンドは2010年2月26日付で Tonight というシングルを発表。これもまた美しい曲でメロディーメーカーとしての面目躍如といったところだ。

ソングリスト作成 ： 2009/12月     アップロード ： 2010/05/15   更新 ： 2011/02/15   リンク修正 ： 2011/02/08

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