AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
6月17日(木) ONE ESKIMO と AVENGED
SEVENFOLD ほか
今日は夕方の放送でスポーツコメンテーターがワールドカップ1次リーグの解説をしていた。
G 組は Group of Deth(死のグループ)であるとか、上位2チームが決勝トーナメントへ行ける、等の話だ。
アメリカは最大の難敵イングランドから勝ち
点を挙げているせいか、女性DJとのやりとりも心なしかリラックスムードだった。
ところで、よく日本のメディアでアメリカを「サッカー不毛の地」などと、まことしやかに断じようとする人が見受けられるが、それは少々短絡的だ。
アメ
リカでもスペイン語系の市民を中心にサッカーは人気があるし(LAあたりではスペイン語の新聞が町で普通に買えるほどな
ので、その数は推して知るべし)、プロリーグはけっこう強い。
代表チームはワールドカップの常連だし、国際大会でも着実な実績がある。
ただ、欧州や南米のように街がサッカー一色にならないために国民が無関心であるかのように見えるのだと思う。
でも、それを言うなら日本だって同じことだ。
世界的にはマイナースポーツである野球が一番人気だし、サッカーに熱狂するといっても4年に一度だけという人
が依然として多い。
日本代表に熱狂している人でも、Jリーグのチーム名を全て言える人がいったい何%いるのか?
そもそも全部で何チームあるかすら知らない人も多いのではないだろうか。
まあそんなワケで日本もまだまだサッカー不毛の地だけど、せめてメディア側の人間はサッカーについてとんちんかんな発言をしないよう、勉強して欲しいと思
う。
☆さて、今日はオンエア曲の中からハードロック系をば。
a) Your
Betrayal BULLET FOR MY VALENTINE
b) Saints Of Los
Angeles MOTLEY CRUE
c)
Scream AVENGED SEVENFOLD
a)は日本でも何やら人気のウェールズ(イギリス)出身のヘヴィメタルバンド、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイ
ンの「ユア・ビトレイヤル 」。ゴリゴリ野獣系のサウ
ンドがすてきだ。
b) モトリー・クルー、2008
年の 9th アルバムからのカットで「セインツ・オブ・ロスアンゼルス」。
c)
カリフォルニア出身のバンド、アヴェンジド・セヴンフォールドの「スクリーム 」。
2008年のシングルで有名な曲です。
ぢつは先週あたりに最新シングル Nightmare
(ナイトメア)がかかって、いたく感激したのだが、機を逸してしまひました。
6分以上ある大作だからラジオではかかりずらいかもしんないけど、HR
好きの人は必聴です!!
☆今日はコノ曲
・Kandi
ONE ESKIMO →一覧ページ
前出の HR 系とは一転、アコースティック・ギターで繊細に奏でられるしっとりロックです。
すこしハスキーな声でささやくように歌う主旋律と He called me baby...all night long
と歌われるコーラス部分が絡み合いながら、独特の高揚感をかもし出していく。一度聴いたら忘れられなくなるような不思議な魅力のある曲です。
ワン・エスキモーはイングランドの4人組で
2004年に結成。
この曲は2009年9月リリースのアルバム One Eskimo からのカットです。
6月11日(金) VIOLENT SOHO と LIGHTS
今日は AFN のニュースでブラック・アイド・
ピーズがワールドカップ開幕コンサートに出演、という話題を伝えていた。
もはや「アメリカ音楽界の顔」ともいえる BYP が「気分はばっちり」〜I Gotta Feeling
などと歌えば、観衆およびアメリカチームは大盛り上がりだろうなあ。
アメリカのサッカーは何げに強いので、今回こそ、その実力を世界に知らしめて欲しいものだ。
☆では、今日のオンエア曲。まずは
・Jesus
Stole My Girlfriend VIOLENT SOHO
→一覧ページ
体
裁はガリガリのギター・サウンドのラウド・ロック。
でもそこにウィーザーを思わせる脱力系歌メロが乗っかって独特のグルーヴ感を出しています。
「イエス様が僕のカノジョをとっちゃった」なんて歌詞もすっトボけてます。
バイオレント・ソーホーは2004年にオーストラリアで結成された4人組。
2010年発表の 2nd
アルバムからのカット。
☆最新モノでは
・Loving You Is
Easy SARAH MCLACHLAN
大物女性シンガー、サラ・マクラクラン久々の新作。
・Billionaire Ft.Bruno
Mars TRAVIE MCCOY
ヒップ・ホップ・グループ Gym Class Heroes のシンガー、トラヴィー・マッコイの 1st ソロ・シングルで全米大ヒット中。
☆今日はコノ曲
・Saviour
LIGHTS →一覧ページ
これ、なん
か最近スゴクいいんですけど。
夢見るようなエレクトロ・サウンドの中で展開する、あま〜い、キュートなガール・ポップ。
歌はちょっと舌たらずのお嬢ちゃんっぽいところはありますが、それもまた、みずみずしくてイイ味を出しています。
一聴したかぎりでは、彼女はプロの制作チームが曲などを用意して仕立て上げたアイドル系シンガーなのかな、と思ったのですが、全然違ってました。
ライツはカナダのシンガー・ソング・ライ
ター、ヴァレリー・ポクスレイトナーの音楽家名義で、楽器はピアノ、シンセ、ギターなどを演奏。歳はまだ20代前半です。
2008年頃から本格的な音楽活動を始め、数枚のシングルでカナダ及び米英でもグングンと評価を上げました。
この曲は2009年の 1st アルバム The Listening からのカット。
ちなみに
このマンガチックなアルバム・カヴァーはいかにも日本向けっぽいですが、れっきとした本国仕様です。
なんでもコミックの「ウォッチメン」や日本の「セーラームーン」などからインスパイアされたとのこと。
まあこのへんはアニメ好きな西洋のワカモノっぽいですが、日本人の私から見るとチョット軽く見えてしまってイマイチかなあ....
でもひとまず、アルバムを現在お取り寄せ中です。 →Amazon
でCDをみる
また、他にもレコード化されていない曲がたくさんあるみたいなので今後が楽しみなアーティストです。
6月8日(火) ニッケルバック と ハウィー・デイ
今日の放送は、よくラジオでかかるチャートもの、言い換えればDJに愛されている曲が多くかかった印象でした。
たとえば
・Bulletproof
LA ROUX (ラ・ルー)
ディスコビートのノリのよい曲。本人もインタビューで語っているとおり、80年代のエレクトロ・ポップのテイストが満載です。全英1位、全米8位(6月8
日現在)ほか、世界各国で大ヒット。
・This
Afternoon NICKELBACK (ニッケルバック)
ニッケルバックの最新ヒットで連日ラジオでかかりまくっています。
彼らの特徴のひとつでもある低音ズッシリのハードロック・スタイルとは対照的に、アコースティック・ギターの弾むようなカッティングが軽いノリを生み出し
ていて、ポップな仕上がり。
とってもリズミカルで、思わす体が動き出しそうです。
それにしてもこの曲、アルバム Dark Horse から、ナント8枚目のシングルなんですね。これもスゴイことです。
ちなみに、ラジオでは歌詞の2番で (Kiss My) A*s の部分は声を消して放送しています。
☆今日はコノ曲
・Collide
HOWIE DAY →一覧ページ
久々のオンエア
で、しみじみと聴きほれてしまいました。
イントロの繊細なアコースティック・ギターの響き。情感たっぷりにうたわれる歌は、どこか寂しげでせつなさ全開です。
ファルセットも美しい、このバラードを歌っているのはアメリカのシンガー・ソングライター、ハウィー・デイ。
2003年の 2nd アルバム Stop All the World Now からのカットで全米20位の大ヒットを記録しています。
Photo : 虚空慈 kokuuji
アップロード : 2010/05/23 更新
: 2010/06/12
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