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2月1日(火)ハード・ロック!アヴェンジド・セヴンフォールドとFLYLEAF

サッカー日本代表の監督としてイタリア人の映像が示されるのを見るたび、いまだにしみじみと感動する。
縁もゆかりもないところから史上初めて招くことができた、世界の一流コーチ。
日本もようやく、ここまで来た。

近ごろの AFN 東京は平日昼の時間帯では 午前中、たとえば10時から40分〜2時間くらいのパターンで1980年代などの懐メロを流すことが多い。
古いのはちょっとタイクツだけど、放送というもの、ずーーっと同じコトやってるワケにはいかないから、まあしょうがない。

さて、このブログをやってて時々「あれ?」と思うこと。それは、AFN でよく流れてるのに、サイトで紹介していざCD を探すと本国でもリリースされてない、なんてのが結構多いことです。
最新の勢い余って本国でもアルバムが出てないような「超」新曲に出会えるのもラジオの良さではあるけれど、あまりにも早いと、CD が出る頃には忘れてる、なんて状況にもなり得るワケで、そのへんがムズカシイところです。

CHRISTINA PERRI 写真10たとえば、このバラード。
・Jar Of Hearts     CHRISTINA PERRI     参照ページ

 これって毎日ガンガンかかって 2/5 付けの Billboard でも24位とジリジリ上昇中なのですが、本国ではミニ・アルバムのみだし、日本ではおそらくは入手不可能なんてチョット残念。ビジネスは機会が大切なので、この時期にアルバムが出来てないのはレコ社としてはかなりの痛手でしょう。
正直な話、すっごくイイ曲だけどなんだかアルバム出る頃には忘れそう。

また、当ブログでもうひとつムズカシイ点は、紹介する音楽の方向性です。
「旬」のものを選んでやってるとどうしてもソウル/ヒップ・ホップ系が多くなってしまう。
もちろんそれは現代のアメリカ音楽シーンを、いわゆる黒人音楽が席巻していることの表れで、Billboard チャートを見てもそれは顕著なので致し方ないのですが、いわゆるロックが昔ほど売れなくなっているのは寂しい気がします。
いい音楽を作っているアーティストはたくさんいるのに。

そんなこんなで、今日は久々にロック系を紹介しようと思います。

○今日のオンエア曲
・Your Decision     ALICE IN CHAINS    *ハード・ロック系
・Check My Brain     ALICE IN CHAINS    *ハード・ロック系
・Like We Used To     A ROCKET TO THE MOON    *ポップ・バラード  参照ページ
・My Wena    BOWLING FOR SOUP    *オルタナ系
・High School Never Ends    BOWLING FOR SOUP    *オルタナ系   参照ページ
・The Deep End     EMBER    *ロック・バラード
・God Gave Me You     DAVE BARNES    *ポップ・バラード
・Everything     BUCKCHERRY    *ハード・ロック系  参照ページ

・Again    FLYLEAF 
☆Chasm    FLYLEAF     試聴サイト |  CD : Memento Mori
フライリーフ 写真アメリカのバンド、フライリーフのゴシック系ハード・ロック。
女声によるハード・ロックは以前ヘイルストームを紹介したけど(参照ページ)、このバンドの音も好きにもかかわらず紹介する機会がなかった。今日は最新ア ルバムから2曲かかりだ。

ガリガリとヘヴィなギター・サウンドの嵐の中をハイトーンのヴォーカルが駆けめぐる。女性シンガー、レイシー・モーズリー のうたはファルセットとシャウトを織り込みながら、エモーショナルに躍動する。

フライリーフは2000年に結成された5人組で、デビュー・アルバム Flyleaf (2005) が100万枚を超える大ヒット。この Chasm は全米8位を記録した2009年の 2nd アルバム Memento Mori からのカット。

☆Afterlife    AVENGED SEVENFOLD    試聴サイト |  CD : アヴェンジド・セヴンフォールド

アヴェンジド・セヴンフォールド CD2008 午後 3:20 頃、移動の途中でぱちとラジオをつけたらこの曲が聞こえてきた。その美しさに一瞬、遠い目になった。

ロマンチシズムとリリシズム。こうした形容はハード・ロックの楽曲に対しては不適切だろうか。しかしこの、メロディアス かつドラマティックな「アフターライフ 」という曲は単なるハード・ロック以上の何かがだ。

イントロの胸騒ぎを覚えるようなストリングスの響き。ツイン・ギターのハーモニーによる序奏は吹きすさぶ嵐のように聴く者を一気に曲の世界へと引きずり込む。
重厚な 1st ヴァースからスピードが加速する 2nd ヴァース、さらにブリッジ部分へ。ザ・レヴのドラムスが次第に牙をむき、小気味のよいバス・ドラムの連打と共に荒々しく疾走していく。 M.シャドウズのエモーショナルなうたが響きわたり、ドラマティックに展開するコーラス部分の美しさが胸に迫る。
アヴェンジド・セヴンフォールド 写真間奏のツイン・リード・ギターのハーモナイズと目もくらむような速弾き、シンバルの音数を抑えながら変幻自在に打ち鳴らされ るドラムス、そしてダイナミッ クな楽曲構成など、ハード・ロックの魅力が一杯に詰まっている。
2009年に急逝したドラマー、ザ・レヴの名演と共にファンの胸に深く刻まれるであろう渾身の名曲。

アヴェンジド・セヴンフォールドはアメリカのバンドで 2001年アルバム・デビュー。
この「アフターライフ 」はザ・レヴのペンによるもので、彼らの4枚目のアルバム Avenged Sevenfold (2007) からのカットだ。

なお、この曲同様ザ・レヴが曲作りに大きくかかわったとされる彼らの最新シングル、 Welcome To The Family (参照ページ)もドラマティックな名曲なので必聴です!




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Photo : 虚空慈 kokuuji

アップロード : 2011/02/01   更新  : 2011/02/02

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