AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
12月17日(金) 新人 CHRISTINA PERRI
の深遠なバラード、ヘイルストーム日本盤
たまにCD店へ行
く。
洋楽聴きの私は輸入盤扱い店しか行かないが、アーティスト名 A (または Z
)からインデックスを追っていき、目にとまった棚(ミュージシャン当人はこれを「エサ箱」というそうです)からCDを見ていく。すると色々発見がある。
ネット店舗は全ての商品が探せて万能みたいに見えるけど、実店舗にかなわない部分は意外と多い。情報量が多い分、基本的に
「検索する」または別ページへのリンクをクリックする、といった自発的行動が必要なため、ざっと見渡してたまたま目に留まる、という出会いは断然現実の店
舗の方が有利だからだ。
また、ネットで見ても買う気がしなかったものが、現物を手にしたらむしょうに欲しくなって買ってしまった、なんて皆さんも
経験あると思います。特に私など、「特典:ポスター」なんてのがあると後ろ髪を誰かに引っ張られてレジへ連れ去られそうになります。(ああ、小市民!)
これもネット通販では味わえない醍醐味でしょう。
さてそんなワケで今回は意外なCDが日本盤で出ていることに気がついた。まずは
Just Like You ALLISON
IRAHETA
アリソン・イラヒータは去年から
Friday I'll be over U という曲が AFN
でたまにかかり、ゲンキな女声ロックといったカンジでなかなか良いなと思って聴いていたのだが、日本盤「ジャスト・ライク・ユー」は意外だった。
でもオビを見ると、「アメリカン・アイドル」の文字が。それ出身とは私は知らなかったのだけど、やはり「アメアイ」はレコ
社の宣伝ツールとしてけっこう大きな位置を占めているのだなと妙に感心してしまいました。
CD:
ジャスト・ライク・ユー
次は
HALESTORM
ヘイルストームは去年からこのアルバムの曲
が AFN でたびたびかかり、この3月に当サイトでシングル I Get
Off (→ソング・リスト・ページ)を紹介したのだけれど
10月に日本盤「ヘイルストーム」がようやく出ました。
きっかけはどうやら今年秋のラウドパークでの来日公演らしいです。
ナンでも雑誌によると、ショウのオープニングは It's Not You の歌い出しだったとか。
う〜ん、フェスじゃなくて単独公演だったら見たかったのになァ。
CD:
ヘイルストーム
○12/15(水)のオンエア曲
・It's
Not You HALESTORM
→曲紹介ページ
というワケでこの曲。
カウベルのカウントに導かれてワイルドに展開する女声ハード・ロック。突き放すような歌い方とガリッとハードなギターが心地よい曲です。
1st アルバム HALESTORM からの2nd
シングルで全米8位、アルバムは全米40位(2009/05/16)を記録しました。
ヘイルストームはアメリカの4人組バンドで1998年頃から活動。
ヴォーカルの Lzzy Hale
の使用ギターはギブソン社のフライングVやエクスプローラ、レス・ポール・カスタム(写真)、ファイヤーバードなど、名うてのハードロッカーたちが使って
きたものを好み、本格ロッカーといった趣です。
また彼女はかつてゴシック・ロック的なものに惹かれていたと語っていて、1st
アルバムのジャケットも中世のソレ風ですが、音の印象としてはそうしたダーク感よりも、むしろケリー・クラークソンに通じるようなパワフルなロックといっ
た感じがします。
・Love The Way You Lie (Part II)
RIHANNA feat. Eminem
前回の記事で書いたリアーナの新作 Loud からのカットで彼女のヴォーカルを前面に出したヴァージョン。
ラジオでもちらほらかかり始めました。
○12/17(金)のオンエア曲
・Jar
Of Hearts CHRISTINA PERRI
→ソング・リスト・ページ
夜の闇に響くこだまのような深遠な美しさ。
シンプルだが味わい深いピアノ、そして伸びやかに歌い上げられるコーラス部分の歌唱が心に響くバラードです。
CHRISTINA PERRI
はアメリカのシンガー・ソング・ライターでこの曲がデビュー作。
もともとはロック・バンドのアシスタント業務や音楽ビデオのプロデュースなど、音楽にかかわる仕事をしていた彼女ですが、自ら書いたこの曲が今年の6月に
米フォックステレビの番組で使われたことから大きな話題となり、デビューとなったそうです。
全米 34位(2010/12/17現在)を記録し、本国では5曲入りEP
を出したのみでアルバムはまだ未定とのこと。しかし今後、ぜひとも注目しておきたいシンガーです。
リアーナ新作日本盤、マイ・フェイバリット・ハイウェイ、A ROCKET TO
THE MOON
今日は12月8日だ。
洋楽。ロックの歴史。ただそれだけ。
それにしても、人の不幸話は、どうしてみんな大好きなんだろう。
リアーナの新作が出ない...もち、国内盤の話。
いったいレコード会社は何やってんだ?そんなコトを今日は書こうと思っていたのだが、何
げにアマゾンのぞいたら、来年出るらしいことがわかったので、方針変更です。
しっかし、もの凄く待った気がする。
だって AFN でもリリース直後から新アルバム Loud
の曲がかかりまくって、「ウォ〜、早くCD欲
しい!」と思っても国内盤が出る様子が全くなかったんだもの。
おかげで待ちきれない人が輸入盤を買ってるせいで、オリコンでも今週6位にチャート・インするという異常事態。
しっかし、とっとと国
内盤出してりゃあ大売れで儲かったハズなのに、レコ社は一体何やってたんでしょう?
ちなみに、かかりまくっていたのはコレら。
・Only Girl (In the World) RIHANNA
・What's My Name RIHANNA Feat.DRAKE
両方とも全米チャート1位でしたね。
前作 Rated R がイイ曲ばっかりの凄いアルバムだったワケだけど、これらのカッコいい曲を聴けば、今作「ラウド」も物凄く期待できる
。しかもエミネム名義でのマジックのような名演 Love The Way
You Lie (Part II) も収録されるなんて、凄すぎる!
ネットや音楽ファイルなんかで聴いてなるものか。もったいない。
ああ、1月19日が待ち遠しい!
Loud
(輸入盤)
ラ
ウド-デラックス・エディション-(DVD付)
○今日のオンエア曲
・Roxanne THE POLICE
・If I Were A Boy BEYONCE
・Loving You Is Easy SARAH MCLACHLAN
☆Say
So MY FAVORITE HIGHWAY
イケてる!ゲンキ
印のパワー・ポップ。
恋焦がれる女のコに向けた気持ちをつづったみずみずしさ。若さがはじける、ノリのいいロックだ。
ちょっぴりネバっこくてせつない歌い方もグッときます。
マイ・フェイバリット・ハイウェイは
アメリカのバンドで2004年頃より活動を開始。
この曲は2009年発表の実質的デビュー・アルバム How to Call
a Bluff からのカット。
日本盤「ハウ・トゥ・コール・ア・ブラフ」も2011年1月19日に
発売予定なので、パワー・ポップ/スピード・ロック系が好きな人は大注目です!
→曲紹介ページ
☆Like
We Used To A ROCKET TO THE MOON
静かなギターのアルペジオ
によるイントロからやさしく、語りかけるように歌う。
それは傍らで眠る恋人への愛おしさがいっぱいにあふれ出ているかのよう。
メロディはせつなく、美しい。極上のロック・バラード。
この曲は全米チャートでは大ヒットまで至らなかったものの、動画サイトで270万ビューを記録して大きな話題となりました。
A ROCKET TO THE MOON
はアメリカの4人組バンドで2006年デビュー。
2009年のアルバム On Your Side からのカット。
→曲紹介ページ
Photo : 虚空慈 kokuuji
アップロード : 2010/12/08 更新
: 2010/12/30
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