AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
9月6日(月)のオンエア曲〜 デフォルトのメロディアス・ロック
悲しい。9月5日にサンマリノで起きた事は言葉で表しようがないほど、つらい。
ミサノ・ワールド・サーキットの高速コーナーは青木琢磨さんによると時速230kmの世界だと言う。
私も2ストロークのバイクで180km/hを超えた時はすごい風圧でまっすぐ走るのが精一杯だった覚えがある。
サンマリノ人で最高峰クラスの経験もあるアレックス・デ・アンジェリスほどの一流ライダーといえども、あの速度でコーナリング中に転倒者をよけられるかどうかは運の世界だ。高速の右コーナーの立ち上がり、直前で縁石に乗り上げてコントロールを失い投げ出された彼をよけるなどということは。
サッカーや野球の選手並みか、それ以上の強靭な肉体をもつと言われるGPライダーといえども、あの速度で、ああなってしまえば。
だからどうしようもなかった。そう思うしかないのだけど、なんとも辛くて、やりきれない。
レース前、8番グリッドの彼は中継で映し出された時はいつものような笑顔で手を振っていたように見えた。ヘルメットのス
モーク・シールドを閉めていたので顔はよく見えなかったのだけど。
マシンに小さなトラブルを抱えていたらしかったけど、レース序盤は先頭を走っていたのに。
今年の開幕カタールGPで優勝したときには世界中に生中継されたインタビューで軽妙な英語で喜びを語っていた彼。太陽のような笑顔の少年だった。
この文章は 5W1H を無視して書きましたが、わかる人だけわかれば良いし、そうでない人は無視してください。
それにしても、その時の映像をウェブ上にアップするような人間がいることには怒りを禁じえません。
何でもアリのネット上でも、最低限のモラルは必要です。
さて、気持ちを切り替えて、音楽の話。
今朝 FM を聞いていたら
・New
Morning ALPHA REV
→一覧ページ
がかかり、1st アルバムが 9/8 に日本で発売されると告げていた。
アルファ・レヴ 「ニュー・モーニング」は
このサイトでも5月くらいに紹介してイチオシに挙げていたけれど、本国で大ヒ
ットまでは至っていなかった。だから、ここにきての国内盤発売には驚いている。
まあ、美しいファルセットとストリングスによる柔らかい音色のロックは日本でも売れるとレコ社の人も踏んだのかもしれない。良いことだと思う。
○今日のオンエア曲
・Here I go again WHITESNAKE
・A Thousand Miles VANESSA CARLTON
・Your Love Is My Drug KESHA
・Keeps Gettin' Better CHRISTINA AGUILERA
・Falls On
Me FUEL
・Wasting
My Time DEFAULT
→一覧ページ
ギターのアルペジオで静かに始まる曲はやがて歪みの効いたギターと共にダイナミックに盛り上がる。
カナダのバンド、デフォルトによる美しいメロディーのオルタナ系ロックで全米チャート13位まで上昇。
同曲収録の 1st アルバム The Fallout は1年以上にわたってランクインするというロングランヒットとなっています。
アルバム全体でも、メロディアスなロックが横溢(おういつ)していて、おススメです。
9月1日(水)のオンエア曲〜 ケイティー・タンストールの新曲!
9月になっても暑さは全く変わらず。きのうは東京へ行ってたけど、コンクリートで埋め尽くされた都心は熱気によるすごい暑
さだった。
ヒートアイランド現象...ですか?...どうなっちゃうんだろ。
・My First Kiss 3OH!3 ft. KESHA
・DJ Got Us Falling In Love Again USHER
*これら2曲はチャートを席巻中
・Jeremy PEARL JAM
・Real Love MARY J BLIGE
・I love your smile SHANICE
*ちょっと懐かしめの曲たちですね。
・Fade
Like A Shadow KT TUNSTALL →解説ページ
今日初めてラジオで聴いて、一発で気に入りました。でも正直、ググッて調べるまで、これがケイティーとは気づきませんでした。
もちろんあの有名な大ヒット曲 Suddenly I See や Hold
On (→解説ページ)にも通じるスト
レート・ロック系なんだけど、彼女にしては雰囲気がとっても柔らかかったせいかもしれない。
9月20日リリース予定のケイティー・タンストールのニュー・アルバム Tiger
Suit からの 1st シングル。噂に聞いてたけど、やっとラジオでご対面、といったところです。
2nd アルバムから実に3年ぶりの新作ですが、その間にも彼女は 7 Worlds Collide
というプロジェクトでイキなロックをやったりもしました。
曲はのっけからアコースティック・ギターの力強いカッティングから入って、硬質ロックを思わせますが、すぐさま入る木琴系
楽器の柔らかい響きがそれを中和します。
アップテンポで弾むようなリズムで歌われるロックはとても軽快。コーラス部分は「私の前から消えてよ」という歌なのに、なんだかとってもチャーミングに聞こえます。
元来の力強いロックにチャーミングなテイストが加わった今回のケイティー。ロッカーとしてのカッコよさにますます惚れぼれです。
Photo : 虚空慈 kokuuji
アップロード : 2010/09/01 更新
: 2010/09/23
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