AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
8月4日(水)のオンエア曲〜
デッド・オア・アライヴとラ・ルー、T.スウィフト新作の話題など
今日は放送中、DJがテイラー・スウィフトのニュー・アルバム Speak Now
が全米で10月25日に発売される、と伝えていました。
今年の夏から秋にかけては、8月のケイティ・ペリーに始まり、9/21
のマルーン5など、大物アーティスト「久々の」新作ラッシュとなりそうです。もうひとつの大物、エヴァネッセンスも新作のリリースを控えていますが、発売日がいつになるのか、興味深いところです。
映画の場合、大作の公開日を各社でけん制しながら決めるように、レコード会社も、大物のリリース日には気を使っていると思
います。
CDも映画と同様、最初の勢いが大勢を決するので、「初登場1位」を手堅くとれるタイミングを考えてるハズですから。
そう考えると、エヴァネッセンスの発売日をいつにするか、レコ社も現在頭をひねっているところかもしれません。
ちなみに、Impossible (→解説ページ)が大ヒット中のションテルのニュー・アルバム、 No Gravity の発売が9月14日に決まったようです。
翌週発売のマルーン5は1位をとりそうなので、それに頭を押さえつけられないように日取りを決めた可能性もありそうです。
このアルバムは当初の発売予定(6月くらい?)から二転三転しましたが今度はジャケ写も公開されているので大丈夫でしょう。
個人的にはこちらの動向も注目です。
今日のオンエアからはテイストの似た曲を紹介。
・You Spin Me Round
(Like a Record) DEAD OR ALIVE
いわゆるクラシック。80年代のブリティッシュ・エレクトロポップ・ムーヴメントを代表する名曲です。
1985年頃、全英1位ほか、世界各国で大ヒットしました。
デッド・オア・アライヴは、この少しダークな雰囲気の「ユー・スピン・ミー・ラウンド 」のほか、軽快で明るいノリの「ブランド・ニュー・ラヴァー」などのヒットがあります。
さらにこの曲は2006年、イギリスで再リリースされてナント5位を記録したそうです。
CD:
エヴォリューション~グレイテスト・ヒッツ
ちなみに、DOA は現在も活動中で、2010年初めにこの曲のリリース25周年を記念したツアーを企画していると発表していました。
・Bulletproof
LA ROUX →解説ページ
DEAD OR
ALIVE 時代の流れを汲むサウンドが現代で大ヒット!
6月に全米8位となってから、8月になっても15位とヒットを続け、ラジオでも連日かかるので、このサイトでも無視できなくなってしまいました。
このテの英国エレクトロ・ポップがアメリカでこれほど支持されるとは、正直驚いてます。
本人もインタビューで語っているとおり、80年代のエレクトロ・ポップのテイストを取り入れたノリのよいサウンド。
現代では同じエレクトロでも、低音に迫力をもたせた音作りが主流ですが、この曲のようなチャカチャカした「軽いノリの」サウンドが耳に心地よく、逆に新鮮に映るのかもしれません。歌もバンド名とあいまって、なにかアバンギャルドな匂いがします。
ラ・ルーは2008年、ロンドンで結
成されたエリー・ケイト(Vo, Key, 音楽制作)とベン・ラングメイド(Key, 音楽制作)によるポップ・デュオ。
この「ブレットプルーフ」は2009年の 1st アルバム La
Roux からの 3rd シングルで全英1位ほか、各国で大ヒットを記録しています。
8月2日(月)のオンエア曲〜 エヴァネッセンス、ジェイソン・デルー
ロ、MIKE POSNER
今日の昼間は新旧織りまぜて良い曲がたくさんかかりました。
全て紹介したいのはヤマヤマですが、時間と手間の関係上、どうしても一部しかできないのが残念です。
☆午前中はバラードに良いものが多かった印象。
・Collide
HOWIE DAY →
解説ページ
・The Truth
KRIS ALLEN (feat. Pat Monahan)
→解説ページ
・Call Me When You're Sober
EVANESCENCE
・My Immortal
EVANESCENCE →
解説ページ
ピアノとストリングスで歌われる清楚なバラード。
いきなりラジオから流れると、ゴシック・ハードロックでセンセーションを巻き起こしたエ
ヴァネッセンスという連想がなかなかできず、「誰だっけ」とモンモンとしてしまうこともしばしばあって、困る。
美しいメロディと美しい歌声で中世(ゴシック)風といえば中世風。クラシックの声楽曲のような雰囲気をたたえています。
2003年の 1st アルバム Fallen からの 3rd シングルで全米7位(ゴールド)の大ヒット。
エヴァネッセンスは今日は3曲かかるなど、最近よく AFN
ではかかるけど、これはもしかすると、今年秋に出ると噂される新アルバムのプレス・リリース(情報解禁)が近いのかもしれません。
☆クラシックで目立ったものとしては
・Two Princes
SPIN DOCTORS *スピン・ドクターズの小気味の良いロックで1993年、全米7位の大ヒット。
・Nothing Compares 2 U
SINEAD OCONNOR
*シンニード・オコナーの名バラード。世界各国で1位を獲得(1989/90)。
☆日中2回以上かかった、いわゆる「ヘヴィロテ」
・I Never Told You
COLBIE CAILLAT →解説
ページ
・Whataya Want From
Me ADAM LAMBERT →解説
ページ
・September
DAUGHTRY →解説
ページ
・You And Your Heart JACK JOHNSON
・Misery
MAROON 5
・In
My Head JASON DERULO
→解説ージ
シンプルで力強いリズム・トラックにエモーショナルな歌がからみついて強烈なグルーヴ感を生み出す。
アメリカの新進シンガー・ソング・ライター、ジェイソン・デルーロが
放つ鮮烈なエレクトロ・ソウル。
とにかく歌が絶品で、幾重にも重ねたコーラス・ワークも美しくて見事です。
2010年の 1st アルバム JASON DERULO からの 2nd カットで全米5位を獲得。
なお、今年早々のリリースにもかかわらず 8/7 付けでも41位とロングランヒット中です。
☆今日はコノ曲
・Cooler
Than Me MIKE POSNER →解説
ページ
文字通りクールに、淡々と歌われるブルース・テイストのロック。
メロディは妙に耳にまとわりつき、不思議な魅力があります。
音作りは驚くほどシンプルでほとんどがベースとドラムスで歌われている印象です。
しかし!さらに驚くことにコノ曲、7月に全米6位まで上昇していて、8/7 付けでも7位と大ヒット中なのです。
いったいナゼ?マイク・ポスナーはアメリカはミシガン州出身のシンガー・ソング・ライターで、現在22歳。デビュー・アルバムもまだ発表前という、まさしく新人なのですから。
並みいる強敵を抑えてトップ10入り、しかもカナダやニュージーランドでも大ヒットしているということは、英語圏の人々の心に響く何か特別なものがあるのかもしれません。
8/10 に発売される 1st アルバム 31 Minutes to Takeoff
はいったいどんなチャート・アクションを見せるのか、注目です。
Photo : 虚空慈 kokuuji
アップロード : 2010/07/08 更新
: 2010/08/05
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