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AFN 東京でオンエアされた曲を集計して80 分間のプレイリストとして再構成。 ★ Now 84
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ゆったりとしたリズムの中にきら
めくメロディ・センス。 薄く重ねられたコーラスが爽やかさと共に絶妙な奥行き感を生んでいます。 カナダのオルタナ系バンド、デフォルト(参照ページ:Now 02-18)がつむぎ出す美しきロック。 彼らの 4th アルバム Comes and Goes (2009) からのカット。 (参照:今日の AFN/2011年5月2日) |
力強く大地を
踏みしめて突き進む行進のようなビート、プリミティブに躍動する歌声。伴奏は音数少なく、声の力でグイグイ押していく元気のいいロックだ。 ミドル・クラス・ラットは米カリフォルニア州出身で、Zack Lopez (Vo. / G )、Sean Stockham (Vo. / Ds ) の2人によって2006年12月に結成。2010年、No Name No Color でアルバム・デビュー(ちなみにアメリカでは2枚組 LP レコードでもリリース)。 この曲はそこからの 1st シングルで全米 オルタナ・チャートで5位を記録しています。 (2011/09/02) |
夜のしじまに、ぽ
ちゃりと落ちる水滴のようなシンセの響きに乗せてしっとりと歌い上げるソウル・バラード。高音部の美しさも魅力です。 元デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランドの最新アルバム Here I Am (2011/07/26 リリース、全米3位)からの 2nd シングルで全米17位、R&B チャート1位、でゴールド・ディスク獲得の大ヒット。 (2011/09/02) |
アメリカのカント
リー系シンガー LEE GREENWOOD がかみ締めるように歌うドラマチック・バラード。 2011年5月2日の AFN ではビン・ラディン制圧のニュースが報道されるや否や、こぞってこの曲がかかり始めました。アメリカの愛国歌なのでアメリカ人以外にとっては若干ハナにつ くけど、メロディーは美しいし、曲の出来としては申し分ないでしょう。 1984年のヒット曲ですが、2001年の同時多発テロの時に再リリースされ、全米チャート16位まで上昇しています。 (参照:今日の AFN/2011年5月2日) |
(ソングリスト作成 : 2011/05/11)
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スタッカートでのガシガシとしたリズ
ム・ギターの響きにのせて歌われるヘヴィなロック。静かで少し寂しげな短調の旋律はやがてコーラス部分で激しくうねる。孤高の叫びのように。美しく、せつ
ないメロディーが印象的だ。 ジ・エクシーズは1997年に結成されたアメリカ、LA 出身の4人組バンド。 ちなみに、THE EXIES という名前は The Existentialists (実存主義者)の略語だそうです。 2000年から2007年までに4枚のアルバムを発表。ヴァージンからリリースした2枚のアルバム、Inertia (2003) と Head for the Door (2004) 合わせて40万枚を売りあげた実績があります。 この曲は最新アルバム A Modern Way of Living with the Truth (2007) からの 1st カットで U.S. Mainstream Rock チャートで27位を記録。 (参照:今日の AFN/2011年5月2日) |
ガッシリとズ太い骨格を思わせるギター・サウンドと共に歌われるハードなロック。 和音を使ったメインのギター・リフから、シングル・ノート(単音)によるバッキング、またアーミングほか、様々な奏法を駆使したソロなど、ガンズ・アン ド・ローゼズのギタリストも務めた DJ Ashba のギターが印象的だ。 シックス:A.M. は2007年に MOTLEY CRUE のベーシスト、Nikki Sixx らによって結成された3人組のバンドで、1st ヒットの Life Is Beautiful (2007) に見られる美しいメロディのハード・ロックが身上だ。 この Lies of the Beautiful People は2011年3月リリースの最新アルバム This Is Gonna Hurt からの1st カットで全米メイン・ロック・チャートで1位を記録しています。 (2011/09/02) |
アコースティック・ギターで歌われ
る静かな前半部分とハードに盛り上がる後半部の対比が鮮烈。ヒンダーの身上とも言うべき、熱く、振り絞るような歌が胸に迫るロックだ。 アメリカのバンド、ヒンダーの3枚目のアルバム All American Nightmare (2010) からの 3rd シングル。 (2011/09/02) |
全米熱狂、そしてポピュラー界のミュージシャンからも熱い注目を浴びるミュージカル・ドラマ「グリー」。実は最初、筆者は日
本でドラマの宣伝用にこの懐メロが使われているのを耳にした時、「なんだよ、80年代音楽好きの年寄向けのドラマかよ、けっ!」なんて思ったものだ
けど、実は違っていた。 その辺の説明は省くとしてこの曲、このアレンジ、なんてカッコイイんでしょ。ア・カペラによる序奏部から始まり、田舎の少女の話を男声で、都会の少年の話 を女声でリードして歌が進行してくのだが、楽器の力に頼らず、分厚いコーラスという、声の力で押していくところに圧倒されます。 劇中ではドラマのパイロット版(試作版)第一話で、合唱クラブの部員が、退任する顧問教師への想いをこの曲に託して歌う、という場面で使われています。な かなか感動的な場面ですので、未見の人はぜひ。(現在、NHK-BS でシーズン1: 2009年–2010年が放映中) この曲は2009年5月にリリースされ、全米チャート4位を記録。なお、原曲はアメリカのバンド、JOURNEY の1981年のヒットで全米最高位9位を記録していますが、2009年から2010年にかけて、ドラマ放映の効果もあってか、ヨーロッパ各国で原曲が再び ヒットしてチャート・インを果たすという現象も起きています。 (2011/09/02) |
(ソングリスト作成 : 2011/05/07)
アップロード : 2011/09/02