AFNラジオの日々のオンエア曲を紹介するブログ
11月14日週 ケイティ新作、テイラー来日と韓国美人女優の思い出
ぅわ〜い、ケイティTシャツ、当たったよ〜〜!うれしーー。
さて、10月末のEメール当選通知から2週間、ワクワクして開けてみると...
...って、このデザイン、モロ二十代以下の若女子向けじゃないのっ!
オレ、こんなの着れない...どうしよう...。
さて、かのTシャツ応募権がついてたケイティ・ペ
リーの最新アルバム「ティーンエイジ・ドリーム」だ
が、正直あんまり聴いてな
い。デビュー当初より人目もはばからず天才呼ばわりして、ものすごく期待していた 2nd だったのだけれど、なんだか肩透かしをく
ったような気分だった。
確かにシングル曲 California Gurls や Teenage Dream , Firework
など良い曲も多いのだけれど、どうも全体に起伏に乏しいとい
うか、曲調が似たものが多い気がするのだ。
思うに、やはり 1st アルバム One of
the Boys があまりにも良すぎたのかもしれない
。
1st シングル I Kissed A Girl の衝撃、熱きスピード・ロック Hot n Cold 、名曲 Waking Up In
Vegas の変幻自在な歌唱、せつな
く情熱的なバラード Thinking Of You 、など様々なスタイルの曲がキラ星のようにちりばめられていた。
CD
: ワン・オブ・ザ・ボーイズ
全体のクオリティの高さから言えばもっともっと売れて(US:
プラチナ)、評価ももっと高くても余りある、見事なアルバムだった
。
牧師の娘が「女の子とキッス」なんて歌った I Kissed A Girl がセンセーショナルに取り上げられすぎて彼女の音楽の本質への評価
に少なからず影響を与えてしまったのかもしれない。
ただ、その I Kissed A Girl について彼女は、MTV のインタビューで「マドン
ナは Like A Virgin を50歳になっても歌っているけれど、私もその年になってもこの曲を誇りを持って歌えるようになっていれたら
いいナ」と語っていたのが印象的だった。
さてこの際だからついでに最新アルバム Teenage
Dream についてケチ(!)をつけとくと、私が不覚にも(?)買ってしまった日本盤のデラックス・エデ
ィションにはアルバムの最後とディスク 2 に Teenage Dream と California Gurls のナンチャラ DJ Remix
が2曲ずつはいってるん
だけど、コイツラがまた醜悪!!
こういうリミックスものって、DJの自己満足でやってるとしか思えなくて、とても聴くに耐え
ない。ナマで聴けばそれなりにカッコいいのかもしれないけど、音盤に刻むものじゃないと思う。人の楽曲をネタにいじくってるだ
けだし、よくケイティ側も収録 OK をだしたと思う。
聴くときにいちいち飛ばすのもメンドウなので、(P!nk の Funhouse もそうし
たのだけれど)コイツラを除いてアルバムを自分で焼き直そうかと思っています。
CD
: ティーンエイジ・ドリーム
とは言っても全12曲のアルバムとして考えれば、1st と比べるのは好みの問題かも。
M5) Peacock なんかはノリがよくて楽しい
し、M9) Hummingbird Heartbeat
は素晴らしい名曲だと思う。ちょっとアツめのロックでケイティの歌は変幻自在だ。次
のシングルはコレかもしれない。
先週(11/14
週)は「テイラー・スウィフト・ウィーク」でした。しかし新アルバム出たばっかで本国でもメチャクチャ忙しいはず
なのに、極東の日本にまで営業に来るなんて、見上げたプロ根性です。
さて、ケイティTシャツ当選の余勢を買って(?)新アルバムに封入されてた「テイラー来日パーティー招待」に応募しようとし
た
のですが、ナントPCでは不可!ケータイ及びスマートフォン限定とは、携帯会社の商魂のイヤラシさ満載です。
携帯会社がスポンサーになることで応募に伴う通信料や「スマートを持たないとこれからの時代不便だ」という焦燥感を消費者に植
え付けようとする魂胆。
ケータイ嫌いの私としてはハラが立つけど勝手にしやがれ、てな感じです。
彼女の来日中のテレビ出演で私が見たのは日テレのズームインとテレ朝Mステ。前者は楽しく見れたけど、Mステはなんだか違
和感
でした。
司会のタモリが何だか素っ気ない対応だったし、わからない日本語に対してプロ根性でテンション上げて応対しようとする
テイラーが少し気の毒でした。
おチャラケでもいいから、「ホントにきれいですね」くらい言ってやれば彼女も上機嫌だったろうに。
テイラー・スウィフトは初来日のステージでしか見
たことないけど、実物をま近で見ると、さぞきれいな人なんだろうなと思う。
実物とスクリーンや TV 画面では印象がまったく違って見えることはとても多い。
数
年前
、私は韓国の女優、イ・ウンジュにインタビューする機会があった。イ・ビョンホン共演映画「バンジージャンプする」で注目を集
めていた頃だ。
その時の彼女といったら、ま近で見ると、信じられないくらいきれいな人だった。
なんと表現したらいいのか。
「...えーと、彼女が生物学上で人類だとすると、オレは何?同じ人類と名乗っていいの?」
思わず
そう考えてしまうほどきれいな人だったのです。
その時の私ときたら、当時未公開だった彼女の映画について質問するのに精一杯で、とうとう気のきいた世間話もできずに終
わって
しまった。さきの話じゃないが、「きれいですね」のひと言も言えればもっとお互い親近感が持てただろうにと思うと、悔やまれる
。
次に彼女と会った時には、そのことを笑って話せればいいな、なんて思っていたのだけれど、今となっては永遠にかなわぬ夢と
なっ
てしまった。やはり、言いたいことはその時に、伝えなくちゃいけない。まさに「スピーク・ナウ」だ。
伝えなければ、その人と永
遠の別れになってしまうことだってある。
テイラー・スウィフトの新アルバム Speak
Now
に封入されていた彼女の声明も同様のことを語っている。
「言うべきことを、いま、
伝える」
それは人生を歩む上で大切なこと。 タッタの二十歳そこそこなのに、聡明なひとだ。
そんな誠実な言葉を縦糸にテイラーがつむぎ出す音楽は幅広い世代に共感と感動をもたらす。
彼女の詩は「等身大」という言葉
で語
られることが多いが、前作「フィアレス」がやや内向的で十代のやるせないダイアリーだったとすれば、「スピーク・ナウ」は地を
足で踏みしめて力強く進むイメージ。ゴージャスでとってもハッピー。1曲1曲がきらきら輝いていて、素敵なアルバムだ。
CD
: スピーク・ナウ
さて、AFN の話題としては 11/14 週
は前回の記述で私が危惧していた「年寄り向け80年代洋楽」の日はなく、通常の最新モノ編成に戻っ
ていました。担当者もこのブログを読んでくれたのだと思う。(ウソつけ!)...ともあれ、ひと安心です。
オンエアではテイラーとケイティは毎日かかりまくりのほか、THE SCRIPT の新曲 For The First
Time がよくかかり始めた。こちらも素晴らしい曲
なので要注目です。
Photo : 虚空慈 kokuuji
アップロード : 2010/09/08 更新
: 2010/11/22
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